ひぐらしのなく頃に

宵越し編購入〜読了。

ひぐらしのなく頃に 宵越し編 1 (ガンガンコミックス)

ひぐらしのなく頃に 宵越し編 1 (ガンガンコミックス)

ひぐらしのなく頃に 宵越し編 2 (ガンガンコミックス)

ひぐらしのなく頃に 宵越し編 2 (ガンガンコミックス)

以下ネタバレ。

…いや、表紙見たときは茜さん(園崎母)かと思っていました。違ったのねー。


いやあ、ほんとーに魅音さんが主人公の話は初めてですよね?よね?
(鬼隠しは中の人が詩音だし)
しかも普段の「調子いいときは調子こきまくるけど一旦逆境になると途端にヘタレ」ではなく、最後まで頼りになる格好いいお姉さん(いやもうオバs…ゲフンゲフン)でした。
年増だけどな。

ここからはほんとーにネタバレ。
気を付けて読むように。

今回の事件は、超常現象によって解決されている。
羽入&雛見沢症候群という「ひぐらしく頃に」に許された二つの例外的超常現象ではない。
本編〜解〜祭が「ホラー風ミステリ」だとすると、「宵越し」は「ミステリ風ホラー」。

でも、死者の語る言葉は皆一様に優しく、辛い現実を辛い現実を生きることに決めた登場人物にたいしていたわりの声をかける。
「精一杯頑張って生きて」と。


多分、「精一杯頑張って生きて」と言うのが魅音の乙部に一番言いたかったことなんじゃないかな、と想う。
詩音の体を借りて、二十年ぶりに村に帰ってきたら悟史と瓜ふたつの男の子がいて、不甲斐ないコト言っている。
そのままにはしておけないよね。
いやあ、でも魅音格好よかったなあ。もうパーフェクトミオングって感じだった。


…ここからは寝言。
もし、の話ね。
この話が心霊現象抜きでも説明できるかの検証。
まあ、一ひぐらしファンとしてこれくらいは考察したい。

まず最後の、魅音の体は詩音のでした、って言うところ。
これはなんなしに説明できるよね?あの姉妹だもの。誰も疑わない。
そして銃痕。これは実は詩音さんがお腹に防弾チョッキ着込んでたらもう余裕。

そして死者との会話。
これは、例えば詩音さんが腹話術とかできたらどうだろう。
イタコの呼ぶアレもあんまり明瞭に話さないし、ボロの出そうな会話もしていない。
(工くんの採用通知は死体発見時にポケットから落としたのを拾った、とかで)

…するとー、演技力でどうにか詩音さんががんばったー、ですみそうな感じにもなるんですけどー。


忘れてた。だめだ、不可能だ。玉弾きと巻物の話はきっとお魎と魅音(鬼刺青入り)しか知らない。

やっぱりアレか、園崎魅音が平成の世に甦って妹の危機に立ち上がった、でいいのか。


パーフェクト魅音グ発信!